こんにちは♪
損切りタイミングをのがして痛い目をみてきた さるこです。
前回に引き続き、今回も買ったけれど売れない商品を仕入れない方法について、お伝えしますね。
ここをおさえられれば、物販で確実に成果をだしていくことができます。
そもそも商品が売れない理由とは?
「仕入れたけれど売れない」ときの原因は、主に次の4つです。
① ブームや季節が過ぎてしまった
② 調子にのって買い過ぎてしまった
③ 新品では売れるが中古では売れない(またはその逆)ということがある
④ そもそもデータの見方が間違っていた
前回はこのうちの①から③の途中までを解説しました。
前回の記事は、こちらをどうぞ。

今回は③の途中から、説明していきますね。
商品が売れない理由③-2 新品では売れるが中古では売れない(またはその逆)
新品で売れていても、中古では売れない商品というのがあります。
以前、調理器具を仕入れたときに、痛い目をみました。
箱がつぶれていましたが、「【ほぼ新】のコンディションですぐ売れるだろう」と、軽く考えていました。
こちらがその商品のモノレートのランキングの部分。
ちなみに売れている商品は順位がしょっちゅうアップするので、こんなふうに頻繁に波をうちます。この商品は1カ月10個以上売れていました。
ところが、私が出品した中古品は、待てどくらせど、売れません。
次第に新品の価格もどんどん下がってきます。
そこで、年末に赤字になる価格まで下げました。
でも、売れなかったんです><
ただこの商品、きちんとデータをみていれば、中古がほとんど売れていないことは分かったはずです。
新品と中古どちらが売れているかはモノレートを見れば分かります。
またDeltra Tracer という便利なGoogle Chromeの拡張機能があります。
こちらをいれると、こんなふうに、アマゾンの商品ページに売れた個数が表示されます。
とても便利なツールです♪
[Delta Trader]
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物販では良いツールをいれると、大幅にリスクを減らし、効率をアップすることができます。Google Chromeの拡張機能として動く良いツールがたくさんあるので、ブラウザはぜひ、Google Chromeを使うことをおすすめします。
購入前に中古での販売実績をちゃんと見ていれば、買わずにすみました。
また、「調理器具」というところから、電化製品と比べて「中古では売れ行きは厳しそうだな~」ということが予測できたはずです。
ただ、これが物販ビジネスの不思議なところなんですが、同じ「調理器具」でも、中古がバンバン売れることも、実は、あります。
なのである程度予測したうえで、最後は「データ」をきちんと確認すること。
「新品がこれだけ売れているから、きっと中古も・・・」と、自分の感覚に頼るのはキケンです。
商品が売れない理由④ そもそもデータの見方が間違っていた
仕入れても売れない商品を買ってしまった理由のラスト、いきますね。
「そもそもデータの見方が間違っていた」
またしても私の恥ずかしい失敗談を披露します^^;
アマゾン物販の場合、モノレートをちゃんと見れば、過去に売れた個数がすべて分かるので売れない商品を仕入れてしまう危険が少ないはずです。
ただそれは、データをきちんとみていれば、の話。
こちらのモノレートのグラフをみてください。
私は黄色の蛍光ペンがついたタイミングで、この商品を仕入れました。
ただ、ちょっと遡ってみると・・・この商品は少し前まで30%ぐらい安く販売されていたんですね。
ということは、また価格が下がる可能性が高いわけです。
ところが、目の前に安く買える商品があると、冷静な判断ができなくなったりします。
これ、実は心理学的にも証明されている現象です。
私たちは「得をしたい」よりも「損をしたくない!」という気持ちのほうに強く影響されるんです。
これを「損失回避の法則」って呼ぶそうです。
要するに、「損をする」というリスクを極力避けたいんですね。
仕入れのときには、「買い損ねて損をしたくない」という心理が強く働いてしまいます。
すると、データを見誤ることがあります。
私は結局この商品を4200円で仕入れ、1900円で損切しました。
完全に赤字です^^;
しかも損切をちゃんとできるまでに4カ月かかっちゃいました。
まとめ:買ったけど売れない商品を仕入れない方法
前回、今回と、買ったけれど売れない商品を仕入れない方法をお伝えしてきました。
主に次の4つが原因です。
① ブームや季節が過ぎてしまった
② 調子にのって買い過ぎてしまった
③ 新品では売れるが中古では売れない(またはその逆)ということがある
④ そもそもデータの見方が間違っていた
全てに共通することは、わりと「マインド=気持ち」が影響していること。
物販ビジネスで稼ぎ続けるには、冷静な判断力が必要なんです。
また、いくら万全を期していても、やっぱり「仕入れたけれど売れない」こともあります。
こんなときは、「最初のシナリオと外れた時点で損切り」することをおすすめします。
シナリオとは、商品を仕入れるとき、あなたは「きっとこれは2カ月で〇〇円で売れる」といった仮説を立てると思いますが、この仮説のこと。
この仮説が外れてしまった時点で、損切りを検討します。
もちろん、資金に余裕があって、一度落ちた価格がまた戻る、という根拠があれば、「待つ」という選択肢もありです。
ただ、私たちはどうしても、感情的に「損切りを避ける」傾向があること、覚えておいてくださいね。
そして、損切りができないと、結局使えるお金がなくなって、より良い商品を仕入れる機会を逃してしまいます。
私はお伝えしてきたとおり損切りができないダメダメせどらーでしたが^^;、何度か痛い目を見て、とにかく、価格を数字としてみることができるようになってきました。
損切りも結局「損をしたくない」という自分の気持ちとの闘い。
稼ぎ続けるために、ぜひ気持ちを強くもって、打ち勝ってくださいね。
あなたの物販ビジネスの成功、応援しています。

物販って、ひとりでコツコツがんばる仕事だったりするので、そういった意味でも「マインド」は大事です。が、つらい時もありますよね。。
記事のなかで分からなかったこと、コメントなどあれば、ぜひご記入ください^^